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重荷重テレスコピックスライドレール Telescopic Rail | 023 |
技術解説 | |
テレスコピック スライドレールを選定される場合は、フルストローク時の最大たわみ重量及び、安全係数を目安に選定を行ってください。複雑な荷重条件、悪環境下でご検討される場合は、お問合せを願います。 尚、製品は高炭素鋼を採用し、白亜鉛メッキをほどこしておりますが、屋外での使用、水分、薬品等の影響を受ける場所での使用に関しましては、レール、スライダー、転動体(ボール)が酸化し機能不良を起こす場合があります。(転動体はメッキされておりません。) 又、上記環境下以外に於きましても、弊社製品が全く酸化しないという保証は致しかねます。 |
■たわみ
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■安全係数
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■速度
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■スライド力 理論上は以下の転がり摩擦係数にて選定して下さい。 転がり摩擦係数 μ=0.01 尚、引き入れ時のスライド力は、若干増加します。これは、センタープレートの弾性変形に起因するものです。 |
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■寿命 テレスコピックレールの寿命は、様々な条件により大きく変化します。理論式で精度の高い寿命を算出することは困難と考えますので、下記の例を参考にしてください。 C0radの2/3の負荷で約500,000サイクル到達 |
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■使用温度 DE,DBN,LTF44: -30℃ 〜 170℃ DS : -30℃ 〜 110℃ |
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■潤滑 再給脂期間:5万サイクル毎 注意)再給脂期間は仕様条件により異なります。重荷重、高速、コンタミが多い場合などは短期間での再給脂を推奨します。 推奨グリース:MOBILL MOBILUX 2 注意)リチウム石鹸基系の鉱物油ベースで適度な粘性のあるものを御使用下さい。 極圧添加剤入りも問題ありません。 |
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■防錆 レール、スライダー、センタープレート、ケージ:電気亜鉛メッキ(ISO2081に準拠) 転動体(ボール):SUJ2相応に焼入れ処理 注意)メーカー標準仕様よりさらに防錆効果を向上させなければならない場合は、下記特殊仕様も用意しております。 レール、スライダー、センタープレート、ケージ:化学ニッケルメッキ 転動体(ボール):ステンレス(SUS416相応)&オプション設定 |
設計上の注意事項 | |||||||
■アプリケーションの注意事項
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■ケージの位相ずれ 取り付け時のミスアライメントが大きい場合、フルストロークで稼動しない場合、断続的なストローク長の場合などに於いてはケージとスライダーの位相がずれる現象が発生することがあります。 この場合は、強制的にフルストローク稼動させることでケージのずれた位相を修正することができます。但し、位相修正時はスライダーとボールにすべり移動が生じるため、スライド力は大きく増加します。すべり摩擦力は0.1程度まで増加すると思われます。 ケージとスライダーの位相がずれる現象を防止するため、フルストロークでの使用を推奨いたします。 自動化された仕様に於いて、断続的でフルストロークしない場合は、定期的にフルストローク稼動するプログラムを推奨します。 |
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