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クールアンプパウダーは、銅・黄銅・青銅などの銅系金属の電気接続部に銀メッキを施す事ができます。
銀は導電性に優れていますので、接続部の電気特性を著しく向上させることができます。 |
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■使用方法 |
1. |
電気接続部の表面のゴミや油脂、スケール、その他付着物を拭き取ってください。 |
2. |
接続部をブラシなどで拭いてください。 |
3. |
ヒューズホルダー・スイッチなどワイヤブラシのかけられないところはサンドペーパーで磨いてください。 |
4. |
清浄な布で拭き落としのないようにむらなく拭いてください。拭いたあとは素手で表面を触らないでください。 |
5. |
清浄な木綿布で100円硬貨ぐらいのタンポン(てるてる坊主)を作り、これに脱イオン水で湿潤させて、クールアンプパウダー塗布採取してください。これを接続面に擦り付け、白く曇った色合いから光沢のある銀色に変わるまで擦り付けてください。 |
6. |
作業が終わったらクールアンプパウダーが残らないように丁寧に充分拭き取ってください。すすぎ専用の清潔な布と脱イオン水を用意して作業してください。メッキ面積が大きい場合にはこまめに布と水をお取り替えください。 |
7. |
銀メッキが日時の経過で変色したり黒ずんできたときには上記5、6の作業を繰り返すことにより光沢を取り戻せます。 |
8. |
ナイフスイッチ等の接触部にはタンポンのかわりに木のヘラに布を巻き付けて使用してください。複雑な形状のものには歯ブラシ等をお使いください。 |
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■使用上の特記事項 |
1. |
使用できる金属は銅と銅合金に限ります |
2. |
1瓶450gで2uを処理できます。 |
3. |
処理回数を増やしてもメッキ膜厚は変わりません。膜厚は1ミクロンです。 |
4. |
開閉が多いところには、この処理は不向きです。摩擦抵抗を少なくし電気導電性を改善する姉妹品の潤滑剤「コンダクトルーブ」をお使いください。 |
5. |
シアン化合物は含みません。 |
6. |
廃棄物は一般可燃物として処理できます。 |
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■使用上の注意事項 |
1. |
作業後の洗浄が不完全であったり水分を良く拭き取らなかったりした場合、後日メッキ面が変色したり緑錆が生じる恐れがあります。 |
2. |
手に付着しているクールアンプパウダーがメッキ処理後の表面に触れると斑点になりますので、作業が終わり次第手を洗ってください。 |
3. |
水を含ませたタンポは直接クールアンプパウダーのビン内に入れないでください。 |
4. |
瓶は、蓋をしっかり締めて冷暗所に保存してください。 |
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製品名 |
容量 |
個数 |
クールアンプ |
450g |
1 |
クールアンプ |
50g |
1 |
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株式会社ハギテック : TEL 043-423-8741