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2024/07/26

フレキ管の製造可能な金属材料

フレキ管の製造可能な金属材料

配線保護に使われるフレキシブルチューブの材質は、ほとんどがステンレスSUS304になります。

板材を曲げ加工行い、巻き付けていきますのでやはり加工性の良いもの、
耐食性の良いものが使われます。

株式会社ハギテックでは 材質:SUS304を標準品としておりますが

他の材質でも フレキ製造の実績ございます。

材質を変えるだけで 違った特性を付与できます。

■ステンレス

〇SUS304(標準)

柔軟性に優れ耐熱性も良好(180℃程度)。無毒性に優れているため食品、医療業界で使用される。

採用業界:一般工業・半導体・医療・航空/宇宙業界・軍需・船舶他

〇SUS316

限りなく非磁性で錆びにくい素材。SUS304より柔らかいため強度が必要な箇所には不向き

採用業界:多いのは半導体・医療・原子力関連

〇SUS430

SUS304より安価であるが加工性があまり良くない為、特注サイズは高価になることもある。

採用業界:計測器

■アルミ

非磁性かつ軽量のため医療機器などに使用される多い。強度はかなり落ちるため注意が必要

採用業界:医療・住宅設備(海外)

■チタン

非磁性かつ軽量のため医療機器などに使用される多い。強度は強いが材料が高価。

採用業界:医療

■リン青銅

ノイズ(電磁)遮蔽性に優れている。錆びやすいため被覆もしくはオイルを塗る必要あり。

採用業界:計測器・軍需・航空/宇宙業界・自動車

■銅

ノイズ(電磁)遮蔽性に優れている。錆びやすいため被覆もしくはオイルを塗る必要あり。強度は弱い。

採用業界:計測器・軍需・航空/宇宙業界・自動車

■真鍮

ノイズ(電磁)遮蔽性に優れている。錆びにくく、銅やリン青銅より強度が強い。
採用業界:計測器・軍需・航空/宇宙業界・自動車

■鉄

一般的には亜鉛メッキを施して使用。汎用品

採用業界:一般工業

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