ステンレスフレキシブルチューブ専用サイト 樹脂チューブ&継手専用サイト

P975

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オムニフィットチューブコネクター(OMNIFIT)の特長
《スタンダードコネクター》
基本的に細径キャップには外径1〜4mm、太径キャップには5〜8mmの範囲であれば、外径の異なるチューブを自由に接続できるユニバーサルチューブコネクターです。標準付属のフッ素ゴム(フロロカーボンエラストマー)製Oリングを使ってナイロン、ポリエチレン、ポリウレタン、フッ素樹脂、ガラスや金属などの硬質チューブ、パイプが簡単に接続可能です。
コネクターボディはフッ素樹脂(PTFE)を精密加工。シール材はフッ素ゴム製Oリング、ON/OFF用のバルブはKel-F(PCTFE)製です。
ポリプロピレン(PP)製の細径キャップは流路のカラーコード化がしやすいように10色(黒・茶・赤・橙・黄・緑・青・紫・灰・白色)があります。太径キャップはデルリン(ポリアセタール樹脂)製。
コネクター内部構造はスタンダードコネクターの断面図を参照ください。
オートクレーブ減菌(+121℃)可能。
《オールフッ素樹脂コネクター》
細径キャップには外径0.5〜4.0mm、太径キャップには4〜10mmの範囲であれば、外径の異なるフッ素樹脂チューブを自由に接続できるユニバーサルチューブコネクターです。使用チューブ外径に見合うフッ素樹脂コーン(別売、バルブ付きオールフッ素樹脂製コネクター参照)が別途必要です。
コネクターボディはフッ素樹脂(PTFE)を精密加工。シール材はフッ素樹脂製コーン。ON/OFF用バルブはKel-F(PCTFE)製。
細径キャップはテフゼル(ETFE)製、太径キャップはフッ素樹脂製です。
コネクター内部構造はオールフッ素樹脂製コネクターの断面図を参照ください。耐熱は+200℃。

チューブ接続方法
チューブ接続方法図A
チューブ接続方法図B

[タイプ1]スタンダードコネクターの
     標準的な接続方法

1. チューブ、パイプの先端をフレア加工などせず、直角に切断します。
2. キャップを半時計方向に少し緩めるように回した後、チューブやパイプの先端をキャップとOリングの穴に差し込み(図A、B参照)、コネクターボディに突き当たるまで押し込んでキャップをしっかりと締め付けます。
3. チューブが差し込みにくい場合には一旦キャップを取り外し、手でOリングの穴へ通します。
4. キャップを締めるに従い、中のOリングはコネクターボディ円錐形中心へ圧迫・圧縮され、チューブはしっかりと外側から固定されます。
5. この場合、直角に切断されているチューブだとチューブ先端がボディにうまく密着します。
6. 細径キャップでチューブ外径が2mm以下の場合には図AのようにOリングを3個使い、2.5〜4mmの場合は図Bのように大きいOリングを2個のみ使います(小さいOリングは不要)。
7. この方法での接続耐圧はチューブのサイズ、材質、そしてキャップの締め具合により多少変動はありますが、一般的に340kPaです。

注意:軟質シリコンチューブなどの場合、肉厚であれば特例で接続できますが、キャップを強く締めすぎた場合はチューブ外側の一部がへこみ液漏れすることがありますので、ご注意ください。

[タイプ2]スタンダードコネクターの
     耐圧用接続方法

チューブ接続方法図C

より高圧がかかり[タイプ1]の方法では漏れる危険性がある場合に図CのようにキャップとOリングを通した後でチューブの先端にフレアを作ります。
このことでチューブとOリングの密着性が高まり、しかもきれいにフレアを作れば、送液はOリングに接しません。使用するOリング数はチューブ外径にあわせ、2または3個使います。([タイプ1]参照)。この方法での接続耐圧は一般的に5000kPaです。

[タイプ3]オールフッ素樹脂コネクターの接続方法

チューブ接続方法図D.E
チューブの先端にピッタリと付けられたフッ素樹脂コーンはキャップを締めるに従ってコネクターボディの円錐形中心へ圧迫・圧縮され、チューブの周りに密着し、隙間なく接続されます。使用するチューブ外径に適合するコーンが必要となりますが、この方法での耐圧は一般的に340kPaです。
1. 図Dのようにチューブの先端より数cm内側を弱い炎などで温めながら、両側を持って左右にゆっくりと引っぱりチューブを伸ばします。
2. チューブが冷えてからチューブが伸びて最も細くなった部分から先端を図Eのようにカットします。
チューブ接続方法図F
3. 接続チューブの先端をキャップ、次いでコーンの穴に通し、チューブがきつくなるまでしっかりとコーンに押し込みます。
4. コーンの先から出た余分なチューブを図Fのように直角に切り落とすと完了です。

参考:過熱することによるフッ素樹脂チューブの変性を避ける場合は[タイプ4]の接続方法を利用してください。


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