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アルニコ磁石とサマリウム・コバルト磁石
アルニコ磁石は温度変化に対して極めて安定性が高く、吸着力があり割れにくく、しかも安価な磁石ですが、保磁力が小さいため減磁しやすい磁石です。
一方、サマリウム・コバルト磁石はアルニコ磁石と比較すると機械的強度に弱く、割れ欠けやすいことが弱点ですが、少し劣るとしても高い熱安定性があり、非常に強い吸着力を持っています。保磁力は最強でしかも磁力の劣化が少ないため長期間使用できます。
但し、強い磁力を内蔵するマグネチックスターラーで高回転使用した場合は容器の材質や底の形状によっては摩擦により外装PTFEの摩擦が早くなりますので注意が必要です。 |
| 撹拌子類 |
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| PTFE強磁力撹拌子 テーパー型 |
612 |
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| ■ |
特長 |
| ● |
容器の底との接触面が少ないので高回転使用向きです。高価なサマリウム・コバルト(Smco)磁石を内含しており、区別しやすいように不活性なカーボンマーク(黒)が標してあります。従来のアルニコ磁石に比べて強磁力であるだけでなく磁力の劣化が少ないので、かなり長期間使用できます。 |
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| 型式 |
直径
(mm) |
全長
(mm) |
| 612-4094-01 |
4 |
10 |
| 612-4094-02 |
5 |
15 |
| 612-4094-03 |
8 |
25 |
| 612-4094-04 |
8 |
30 |
| 612-4094-05 |
8 |
40 |
| 612-4094-06 |
8 |
50 |
| 612-4094-07 |
8 |
60 |
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| PTFE強磁力撹拌子 トライアングル型 |
612 |
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| ■ |
特長 |
| ● |
凹凸のない平低容器用です。底面をなでるように回転して沈殿物を上方に押し上げますので、沈殿物の分散や固形物の溶解などに最適です。低回転使用向きで、高価なサマリウム・コバルト(Smco)磁石を内含しており、区別しやすいように不活性なカーボンマーク(黒)が標してあります。従来のアルニコ磁石に比べて強磁力であるだけでなく磁力の劣化が少ないので、かなりの長期間使用できます。 |
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| 型式 |
直径
(mm) |
全長
(mm) |
612-4095-01 |
6 |
12 |
| 612-4095-02 |
8 |
25 |
| 612-4095-03 |
14 |
40 |
| 612-4095-04 |
12 |
50 |
※612-4095-01は製造中止品です。
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| PTFE強磁力撹拌子 楕円型 |
612 |
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| ■ |
特長 |
| ● |
中央に幅広の回転軸リングの付いた卵型です。高価なサマリウム・コバルト( Smco)磁石を内含しており、区別しやすいように不活性なカーボンマーク(黒)が標してあります。従来のアルニコ磁石に比べて強磁力であるだけでなく磁力の劣化が少ないので、かなりの長期間使用できます。 |
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| 型式 |
直径
(mm) |
全長
(mm) |
| 612-4096-01 |
6 |
10 |
| 612-4096-02 |
10 |
15 |
| 612-4096-03 |
14 |
25 |
| 612-4096-04 |
24 |
50 |
| 612-4096-05 |
28 |
70 |
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